遊び心と悪行

みなさんこんにちは、マーケットエンタープライズの鈴木です。
最近、急に寒くなりまして慌てて毛布を投入しました。

暖かい布団を飛び出して通勤する間、電車内で『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン)を読みました。

プログラマが知るべき97のこと
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114798/

『プログラマが知るべき97のこと』は世界で活躍するプログラマが書いた97本のエッセイが収録されています。
日本では「きのこ本」としても知られています。表紙は別にシメジではなく寄稿したプログラマの写真ですが…。

2年前ぐらいに一度通読しましたが、自分のプログラマとしての生活を振り返ろうと改めて読み返しました。
その中で僕が気に入っている、そして戒めにしているのはRod Begbie「見られて恥ずかしいデータは使わないこと」です。
「きのこ本」を薦める方はとても多いですが、他のエッセイと比べてこのエッセイを取り上げる方は少ないです。
今回のエントリは何故僕がこのエントリを気に入っているのかを恥ずかしい体験を元に綴ります。

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マーケットエンタープライズに入社する前の出来事です。
ある日、とあるプロジェクトの仕様書を書くようにとの指示がありました。
そのプロジェクトは簡単に言うとアイデアを出して試作品を作る、という部内プロジェクトでした。
本業で十分忙しい上、リソースを割かないのに成果は十分要求する、という正直乗り気がしないプロジェクトでした。
そこで私は何をやったのか。遊び心が暴走しました。

* 予算や見積もりにはデタラメな数字を入れる
* サンプル内で名前が入る箇所にはとあるブラウザゲームのキャラクターの名前を入れる

これはひどい。
このような「悪行」をした結果、上長から予算や見積もりの根拠を問われました。
デタラメな数字に対する根拠を説明するのは無駄な時間が生じます。
そしてキャラクターの名前が入ったサンプルは特に何も言われず上司への説明用のスライドへ転用されました。ひえー。

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「見られて恥ずかしいデータは使わないこと」ではプログラム内部の話でしたがこの「悪行」をした後に読むととても身に沁る思いを感じました。
プロとして恥ずかしくないコードやドキュメントを書いていきたいと思います。

この前のレビュー会で変な名前がプロジェクタで映し出された気がしたのですが、あれは気のせいでしょうか。